東京・西荻窪 猫用首輪&猫雑貨の店「ネコソダテ」ブログ

子猫から使える猫用首輪・迷子札・猫雑貨の専門店「ネコソダテ」のスタッフによるブログです。

【猫命】で首輪・雑貨を作っています。プレミアムなキャットフード・猫用品のお取り扱いもしています。

【転載】嫌よ嫌よは「マジで嫌」! 首輪嫌いの猫を生むNG行動

 

首輪嫌いの原因はあなたかも?

そもそも、なぜ首輪嫌いの猫が生まれるのでしょうか。
初めて首輪をつける方、久しぶりにチャレンジしてみたいと思っている方も。
ちょっとひどい「あなた」の行動をなぞりながら、一緒に原因を探ってみましょう。

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鬼のような形相で首輪を拒む猫も。一体何があったのか……

 

うちの子は首輪が嫌い。どうしてそうなった?

「あなた」は買ったばかりのおしゃれな首輪を眺めながら、夢想しています。人間のアクセサリーのようにかわいらしい装飾がついています。かなりイケてます。「ああ、これをつけたらかわいいんだろうなあ……。こんなにおしゃれな猫、いなくない?インスタ映えするわ~」なんて。

そこへ、存在自体が既におしゃれなにくいヤツが現れました。
くりっとした瞳でこちらを見ています。

「なんてかわいいの!」

「あなた」は興奮しました。
猫の頭上に「!」が見えたような気がしました。
でも、「あなた」はひるみませんでした。
「今!今してほしいの!かわいいから!絶対!!!」
「嫌よ嫌よも好きのうちでしょ!」
がっちり羽交い絞めして装着しました。

どうなったか。

暴れました。
すきを見て自分で外そうとして、さるぐつわになりました。
首輪を見るだけで逃げるようになりました。

「今」じゃなかったんです。嫌よ嫌よは「マジで嫌!」なんです。

首輪嫌いの猫を生むNG行動

ここまでひどいことをする方はそう多くはないでしょう。では、「あなた」の一連の行動を分解してみましょう。

0. イケてる装飾たっぷりの首輪を選んだ
1. 首輪をした姿を想像して興奮した
2. 猫の目をじっと見てずんずんと近寄っていった
3.  猫が嫌がるそぶりをしてもやめなかった
4. 首輪をつけるのに手間取った
5. 抵抗するので羽交い絞めした

どれか一つでも、心あたりはありませんか?一つでも当てはまれば、それが首輪嫌いの原因かもしれません。

1.は「想像しただけでだめなの?」とお思いでしょうが、実は興奮したことに問題があります。期待いっぱいのギラギラした「あなた」に猫は敏感です。何をされるかわからなくて怖いのです。
さらに猫の目をじっと見つめることは、猫への挑発行為。ギラギラした人が
2.のようにじっと目を見て近づいて来たら、恐怖は倍増します。
3.で予感的中、「やっぱり嫌なことされた(怒)!」。
4.で猫の恐怖と怒りは増幅します。
5.は……言うまでもないでしょう。
では0.は? 首輪に慣れていないのに冒険しすぎましたね、と申し上げておきます。

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無理強いは禁物。暴れたら押さえ込まずにリリース、時間をおいてトライしましょう

何かを身につけることを嫌がる動物だということを認識しよう

これまでもお伝えしてきたとおり、猫はそもそも、何かを身につけること嫌がる動物です。その視点に立った時、あなたの行動が変わります。

まずは負担の少ない首輪選び(詳細は次回に!)。そして、首輪を装着するときは、リラックスしているときや寝ているときを狙って、さりげな~くこっそり、手早く済ませましょう。装着のしやすさで首輪を選ぶのもよいですね。

首輪を装着した後は、サイズや着用感などに問題がないか、よく観察します。
首輪を自分で外そうとして前足が入るようでは緩すぎます。そのままにしておくと、さるぐつわになる恐れがあります。また、最初のうちは嫌がることも多いので、少しずつ着用時間を長くして慣らすのもよいでしょう。我慢してくれているのですから、ほめたり、ご褒美をあげることで「首輪をするといいことがある」と印象づけましょう。

しばらくしても嫌がるそぶりをするのでしたら、首輪の重さや肌ざわりなどをチェックし、よりつけ心地がよいものに替えるなどの工夫が必要です。また、気にせず首輪をしているようでも、常に観察を怠らないようにしたいですね。定期的な首輪のお手入れ・交換も衛生面・安全面からも大切です。

※首に何か巻いただけでパニックを起こす猫もいるので、くれぐれも無理は禁物です。

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リラックスしているときに、こっそり・手早く済ませましょう

大切なのはお互いの歩み寄り

首輪をつけることは、脱走時に猫が飼い主のもとに早く戻れるようにする、猫を守るためのことです。が、それも人間の都合であるということを忘れずに。猫は「最初はちょっと嫌だけど勘弁してやる」、人間は猫の都合を優先する。そんな歩み寄りの精神が首輪と猫、人間の関係を良好にします。

※この記事はネコソダテ店主が「にゃんこマガジン」様(現在は更新が止まっているようです)に寄稿したコラムを再編集したものです。